スクエア
二つの惑星が約90度離れ、摩擦とプレッシャーを生む。成長を促す原動力にもなる。 スクエアのプレッシャーを正面から見れば、成長が最も速い場所になります。
そもそも何か
スクエアとは、二つの惑星が約90度の角度をなすこと。黄道の円を四等分すると、スクエアが示す4星座分の広がりになる。スクエアの惑星は同じクオリティ(活動宮・固定宮・柔軟宮のいずれか)の星座にありながら、エレメントは違って相容れない。両方の惑星が同じ基本的な動き方を望むのに、エレメントが反対方向に引っ張る。この食い違いこそが摩擦の源だ。
占星師はスクエアをハードで挑戦的なアスペクトに分類する。二つの惑星を正面に向き合わせるオポジションと違い、スクエアの緊張は内側から来る。同じ人のなかで、二つの衝動が互いに邪魔し合う感じだ。古い文献では"凶"とされていたが、今では成長のエンジンとして理解されている。居心地は悪いに決まっているが、本当の成長が起こる場所の一つでもある。
どう読むか
スクエアを見つけるには、約90度離れた二つの惑星を探す。おおよそ6〜8度のオーブが目安。クオリティは葛藤のスタイルを教えてくれる。活動宮のスクエアは行動の危機として現れやすく、二つの方向が同時に引っ張り合う。固定宮のスクエアは、動かぬ二つの力が圧力を溜めて、じりじりと擦れ合う。柔軟宮のスクエアは選択肢が多すぎて決められず、慌ただしく右往左往する。絡んでいるハウスは、人生のどの領域が緊張に巻き込まれているかを示す。
スクエアを読むときは、対立している二つの衝動をはっきり名指しする。たとえば太陽と月のスクエアは、"望むこと"と"感じること"が別々の方向を向いている、という意味になることが多い。その上で、両方を尊重する建設的な行動を探す。スクエアは努力と熟達に報いてくれる。摩擦は完全には消えないが、時間とともに燃料へ変わっていく。
実際にはどういうことか
実際には、スクエアは"本当に解決するまで何度も戻ってくる繰り返しの問題"として現れる。二つの惑星が支配する領域のまわりに、フラストレーションや締め切り、プレッシャーのパターンができる。それを不運の宣告と読むのは間違いだ。できた人には、たいてい目立つスクエアがある。居心地の悪さこそが根性と野心とスキルを育てる。もう一つの間違いは、教訓を学ばずにひたすら擦り続けること。それは燃え尽きを招き、同じパターンを繰り返すだけになる。
どうつながるか
スクエアはメジャーアスペクトの一つで、オポジションと並んでハードアスペクトに分類される。トラインとは対照的だ。トラインがすでに持っているものを与えるのに対し、スクエアは育てる必要のあるものを与える。オポジションを組む二つの惑星に、もう一つの惑星が両方へスクエアを作るとTスクエアになる。四つの惑星が二組のオポジションを組めばグランドクロス。どちらのパターンでも、推進力の多くを担うのはスクエアだ。