ノースノード

月の軌道と黄道の交点の一つで、占星ではこの人生で進むべき方向を示します。 サウスノード(慣れ親しんだ道)と対になり、魂の課題とも呼ばれます。
そもそも何か
ノースノードは惑星でも恒星でもなく、チャート上の数学的な点です。月の軌道が太陽の通り道(黄道)の平面と交差する位置です。反対側の交差がサウスノードです。占星術ではこの二つをまとめて月の交点(ルナーノード)と呼び、方位磁針のように読みます。ノースノードはあなたが向かって成長する先を、サウスノードはそこから成長して抜け出す場所を示します。
トゥルーノードと呼ばれることもあり、ヴェーダの伝統ではラーフとして知られています。名前はどうあれ、核となる考え方は同じです。ノースノードは前を指します。目的地というより、方位磁針の針だと考えてください。この人生があなたに育てるよう求めている性質や経験を描き出します。たとえそれが馴染みがなく、居心地が悪く感じられてもです。
読み方
交点は常に正反対に位置します。ノースノードがある星座の、真向かいの星座にサウスノードがあります。ノースノードの星座は学んでいる性質を、入っているハウスはその成長が展開する生活領域を示します。交点はゆっくり動き、約18か月で一星座進むため、星座を知るには生年月日だけで足りますが、ハウスには出生時刻が必要です。
実際に扱うときは、ノースノードの星座とハウスが何を求めているかを見て、次にサウスノードを見ます。無意識に戻ってしまう馴染みの領域です。この二つは一つの軸です。サウスノードを捨てるのではなく、その才能をノースノードへ向かう踏み台にします。トランジットの交点が出生時の位置に戻るとき――およそ18歳・37歳・55歳ごろ――交点のテーマが浮かび上がりがちです。
実際にはどういうことか
実際には、ノースノードは自然には身につかない成長を指し示すことがしばしばあります。難しく感じること――星座によって異なりますが、率直でいること、弱さを見せること、目立つことなど――がたいていノースノードの方向で、楽に感じるのがサウスノードです。このパターンは生涯を通じて繰り返します。楽な道に寄りかかると安心はしますが、やがて立ち往生します。
よくある誤解は、サウスノードは"悪い"もので捨てるべきだという考えです。それはすでに習得済みの土地と考えるのが適切です。休息や資源には良いけれど、新しい成長はそこで起きません。役に立つ問いは"自分は何が苦手か"ではなく"本気でノースノードの性質に寄りかかったら、自分の人生はどう見えるだろうか"です。
ほかの概念とのつながり
月の交点は、この用語集のほかの項目ともつながります。ほかの点と同じようにネイタルチャートに座り、ハウスの配置もハウスの項目と同じ規則に従います。日食や月食は、太陽と月が交点で出会うときに起こります。だからこそ、交点の時期はしばしば日食シーズンと重なります。また、交点はトランジットで動くため、トランジットの項目が語る大きな物語の一部でもあります。