✦ 占星用語集

セクスタイル

セクスタイル
セクスタイル

二つの惑星が約60度離れ、チャンスや協力の可能性をもたらす。自ら掴みに行く必要がある。 トラインと違い自動では動かないので、チャンスは自分から掴みに行く必要があります。

そもそも何か

セクスタイルとは、二つの惑星が約60度の角度をなすこと。黄道の円の6分の1で、名前の由来もそこにある。セクスタイルの惑星は、相性は良いが異なるエレメントの星座に入る。火と風、あるいは地と水。火と風は互いにアイデアやひらめきを燃え上がらせ、地と水は現実性と感情で支え合う。生まれるのは"生産的な違い"の関係だ。二つの惑星はトラインのように溶け合うことはないが、うまく協力できる。

占星師はセクスタイルをソフトで調和的なアスペクトに分類する。ただし、重要な但し書きが一つある。トラインがひとりでに流れるのに対し、セクスタイルはチャンスだ。ドアは開いているが、自分で歩いて通らなければならない。オーブはトラインより少し狭いのが通例で、だいたい4〜6度くらい。

どう読むか

セクスタイルを見つけるには、おおよそ60度離れた二つの惑星を探す。相性の良いエレメントがチャンスの性質を教えてくれる。火と風のセクスタイルは、アイデアやコミュニケーション、人とのつながりを通じて働くことが多い。地と水のセクスタイルは、実践的なスキルや感情、物質的な機転を通じて働く。絡んでいるハウスは、人生のどの二つの領域を生産的につなげられるかを示す。

セクスタイルを読むときは、向こうから名乗り出るのを待ってはいけない。セクスタイルは招待状や会話、小さな隙間として現れることが多く、行動して初めて報われる。二つの惑星が示唆するスキルやつながりを見つけて、"それを動かす具体的な一歩は何か"と問う。たとえば水星と木星のセクスタイルは、教えることや統合が得意な頭脳を描く。ただし、本人が実際に発信してこその話だ。

実際にはどういうことか

セクスタイルは"仕事になる"アスペクトだ。ほどほどの努力で確実な結果が返ってくる。練習すれば伸びるスキル、役に立つ人脈、そして誰かが手を伸ばしたから"ちょうど良いタイミングで巡ってきた"ように見えるチャンスとして現れる。いちばん多い失敗は使い忘れ。セクスタイルはおとなしく、注意を強要しないから、何年も眠ったままになることがある。セクスタイルだらけのチャートは、才能も人脈も豊富なのに、それを活かすには意識的に動く必要がある人のもの、ということが多い。

どうつながるか

セクスタイルはトラインと並んでソフトアスペクトに分類され、チャートの中で一緒に現れることも多い。トラインが流れるように働く才能なら、セクスタイルは率先して動く者に報いる開口部だ。円の幾何学で言えば、セクスタイルは円を六分割してでき、トラインの三分割のいとこにあたる。そして"運命の指"と呼ばれることもあるヨッドは、二つのセクスタイルがどちらも第三の惑星を指すことで作られる。