✦ 占星用語集

アセンダント

アセンダント
アセンダント

生まれた時に東の地平線に昇っていた星座。他人が最初に受ける印象を決める。 アセンダントは第1ハウスの起点でもあり、12ハウスの分け方を決めます。

どんなものか

アセンダント(ライジングサインともいう)は、生まれた瞬間・場所に東の地平線から昇っていた星座のこと。夜明けに外に立っているところを想像してほしい。最初の呼吸をしたとき、ちょうど地平線の上に姿を現した星座があなたのアセンダントだ。あなたと一緒に世界に挨拶する地点といえる。

地球が自転しているため、新しい星座はおよそ二時間ごとに昇ってくる。だからアセンダントは、出生時刻が正確でないときに真っ先に怪しくなる配置でもある。また、第1ハウスの始まりでもあるので、十二ハウス全体の配置をどう決めるかという土台の役割を担っている。

読み方

描かれたチャートでは、アセンダントは左側の水平線で、"Asc"または"AC"と記される。そのすぐ下にある星座と度数が自分のものだ。たいていのハウス制度では第1ハウスのカスプにあたり、そこに乗っている星座がライジングサインになる。チャートの玄関口だと思えばいい。相手があなたについて何も知らないうちにまず出会う性格、それがこれにあたる。

読み方は第一印象の話だけではない。身体的な見せ方、新しい状況への本能的なアプローチ、世界と向き合うときのフィルターまで、色を付けるのはこの位置だ。その星座を支配する惑星はチャートルーラー(支配星)と呼ばれ、それがどこにあり、どうアスペクトされているかが人生全体に影響すると言われる。

実際の意味

自分のライジングサインを知って驚く人は多い。それは他人が先に目にする自分であって、内側から感じる自分ではないからだ。太陽星座が同じでも、アセンダントが違えば印象はかなり変わる。一人は温かくて開かれた感じ、もう一人は落ち着いて控えめな感じ、という具合。どちらも本物で、ただ層が違うだけだ。

実用的な注意を一つ。出生時刻がそれなりに正確でなければ、アセンダントは確実とはいえない。時刻が不明だったり、切り上げられていたりするなら、ライジングサインは断定ではなく推定として扱うこと。太陽星座と混同しないように。"あなたの星座は?"と聞かれて答えるのはたいてい太陽星座のほうで、それはチャートの別の層だ。

他の要素との関係

アセンダントは太陽・月と並んで、どんなチャートにもある三つ組(ビッグスリー)を形づくる。太陽は自分が何者か、月はどう感じるか、アセンダントは他人にどう見えるか。ハウスを定めるので、各惑星が人生のどの領域に入るかを決める。その正反対の点、ディセンダントは第7ハウス(パートナーシップ)の始まりで、アセンダントが作り出すアングル(四つの基本軸)の構造をMC(天頂)が完成させる。