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シナストリー入門:オーバーレイ盤とコンポジット盤が答える問い、惹かれ合いと摩擦の根源

2026-08-10 · 占星ワークベンチ編集部

シナストリー(合盤)は神秘的ですが、その論理は素朴です。相手の本命図を自分の図の上に重ねて、二人の惑星が互いの位置や角度にどう落ちるかを観察します。これは"この関係がどう終わるか"ではなく、"二人が隣り合ったときの化学反応がどう働くか"を描きます。その答えはアスペクトと、あなたの惑星が相手のどのハウスに入るかに宿っています。

オーバーレイ盤とコンポジット盤の役割分担

オーバーレイ盤は二人の惑星を同じホイールに置き、相互作用と投影を読みます。あなたの太陽が相手の第七ハウスに落ちたらどうなるか、あなたの火星と相手の金星がどんな角度を取るか、などです。一方のコンポジット盤は、二人の惑星の位置をそれぞれ中間点で合成し、"第三者の盤"として、この関係そのものが一つのまとまりとして持つ空気を描きます。前者は二人の会話を聴くこと、後者は二人が共同で建てた家を見ること、と考えると分かりやすいでしょう。

主要なアスペクトの読み方

合(約0度)は二つの光を一本に束ね、強い馴染みと密度をもたらします。対(約180度)は引き合う補完関係で、時に不安定な中に欠けた部分を埋め合います。三分(約120度)は最も滑らかで、エネルギーが自然に合流しますが、滑らかさは深さと同じではありません。まずオーブ(一般的には5〜8度以内を有効とする)を確認し、次に惑星の性質を見ます。太陽・月はアイデンティティと安心、金星・火星は惹かれ合いと行動、土星の接触は責任と試練を連想させます。

惹かれ合いと摩擦の根源、そして"同ハウス"は運命ではない

惹かれ合いはおおむね調和的な角度とハウスの配置から来ます。あなたの金星が相手の火星で照らされると、情熱と衝動の落ちどころができます。摩擦は対やクオドレイト、そして惑星が相手のアセンダント(第一ハウス)や天底(第四ハウス)といった敏感な場所に重なるときに集中します。ただし、惑星が相手のハウスに入ることは"ソウルメイト"を意味しません。私の惑星があなたの第七ハウスにあるのは、二人がパートナーシップや協力というテーマで頻繁に向き合うことを示すだけです。関係の中身は、それぞれの本命図の成熟度・角度の質・日常の向き合い方で決まります。"ソウルメイト"というラベルを持ち込むと、ありふれた意見の違いを"間違った相手の証拠"に変えてしまいがちです。

占星ワークベンチでの見方、そしてどこから読むか

シナストリーモードでは、占星ワークベンチは双方の本命惑星を実際の度数で同一のホイールに重ね、あなたの星と相手の星を色で区別します。次に星図間のアスペクト表をオーブ設定とともに並べ、必要に応じてコンポジット盤を作ります。おすすめは、まず太陽と月、金星と火星の二本の線に角度があるかを確認し、次にハウスの層で相互の配置を見て、最後にコンポジット盤の全体の空気を読むことです。

次にシナストリーツールを開くときは、小さな読みの習慣を持ちましょう。結論を置いて、アスペクト表を一つずつめくりながら"この角度は私たちの具体的にどの場面に当たるのか"と問うこと。合盤は関係のテーマを示す地図であり、結末を書く予言の書ではありません。近さは、日々の向き合い方が答えてくれます。

FAQ

アスペクトが多いほど相性が良いのですか?

数では測れません。読むべきは"主要な惑星×主要な角度"の組み合わせです。太陽と月、金星と火星、土星が責任の線を引くかどうか。満載のアスペクトは単なる情報のノイズであることもあり、曖昧な角度の多いより、精確な数本の線のほうが説明力があります。

調和的な角度がなければ関係に望みはないのでしょうか?

違います。合盤は相互作用の質を描くもので、関係の成否を宣告するものではありません。現実の深い絆は、意見の食い違いをどう扱うかで育つことが多いのです。難しい角度中心の図も、課題と成長の余地として読むことができます。

コンポジット盤とオーバーレイ盤で結論が食い違ったら?

それは情報です。オーバーレイは二人の相互作用を、コンポジットは関係そのものの一体感を示します。食い違いは"二人きりでは相性が良いが、ひとつの単位としてはまだ自分の輪郭がない"という意味で、長い関係のほぼすべてにあります。矛盾として処理するのではなく、優先順位を見極める手がかりにしてください。

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